📖 今さら聞けない用語集 ～共通用語編～

今さら聞けない専門用語シリーズ【共通用語】完全版
制作の現場でよく使われる専門用語を、初心者にも分かりやすく解説します。

【あ行】
■アイキャッチ
視覚的に注目を集める画像や要素。

■アイコン
機能や意味を示す図形やシンボル。

■アウトライン化
文字を図形化する作業。

■アサイン
役割や仕事を割り当てること。

■アタリ
仮置きの画像やイラスト。

■アンカーテキスト
リンク部分のテキスト表記。

■アンバサダー
企業とユーザーをつなぐ人物。

■アーキテクト
システムの設計者。

■アート紙
光沢のあるコーティング紙。

■アートディレクター
視覚表現の総責任者。

■アール・デコ
幾何学的でモダンな美術様式。

■アール・ヌーボー
有機的な曲線を特徴とする美術様式。

■イラストレーター（Adobe Illustrator）（通称イラレ）
ベクター形式のグラフィックソフト。

■色ベタ
インクを100％塗布した状態。

■インクジェット
粒子状インクを吹き付ける印刷方法。

■インサイト
消費者の本音や心理。

■インデックス
目次や索引。

■インデックスページ
Webサイトのトップページ。

■インフォグラフィックス
視覚的に情報を伝える手法。

■ウェブデザイン
Webサイトのデザイン全般。

■裏抜け
インクが紙の裏に浸透する現象。

■ウロコ
明朝体に見られる三角形の装飾。

■エディトリアルデザイン
書籍や雑誌のページレイアウト。

■エンボス加工
浮き出し加工。

■オウンドメディア
企業が自ら運営するメディア。

■黄金比
美しいとされる約1.6:1の比率。

■オフセット印刷
版を使用した大量印刷方式。

■折りトンボ
折り加工の位置を示す線。

■オルト属性（alt属性）
画像の代替テキスト。

■オンデマンド印刷
版を作らずデータから直接印刷する方法。

■オンラインストレージ
インターネット上でのデータ保管サービス。

■オーガニック・デザイン
自然や生物をモチーフにしたデザイン。

【か行】
■解像度
画像の密度を示す数値（dpi）。

■角版
四角形にトリミングされた写真やイラスト。

■飾り罫
装飾が施された罫線。

■活版印刷
鉛製の活字で印刷する技術。

■角丸加工
角を丸く仕上げる加工。

■カラーパレット
色の組み合わせ情報。

■カリグラフィ
アルファベットを美しく書く技法。

■寒色
青や緑系の落ち着いた色。

■カンプ
デザインの仕上がり見本。

■顔料インク
紙に染み込まないインク。

■カーニング
文字間隔の調整。

■キャッチコピー
宣伝文句。

■キャプション
図や写真の説明文。

■キャリブレーション
色調整や校正。

■級（Q）
文字サイズの単位。

■キュビズム
対象を多角的に描いた美術様式。

■金赤
鮮やかな赤色のこと。

■グッドデザイン賞
優れたデザインを表彰する賞。

■グラフィックデザイナー
視覚的デザインを作る職業。

■クリエイティブディレクター
広告の総責任者。

■クリオ賞
世界三大広告賞の一つ。

■グリッド
画面を分割する基準線。

■下版
印刷の最終承認。

■ゲラ刷り
校正のための試し刷り。

■校正
誤字脱字などをチェックする作業。

■校了
最終確認終了の状態。

■小口染め
紙の裁断面に色を付ける加工。

■誤植
印刷時の文字の間違い。

■コピーライター
販促文やコピーを考える職業。

■コラージュ
素材を組み合わせるアート手法。

■コンテンポラリー
現代的なデザインスタイル。

■コントラスト
対比や差異。

■コンペ
競合提案型のプロジェクト。

■コート紙
光沢のある表面の用紙。

■コーポレートアイデンティティ（CI）
企業の統一的なイメージ戦略。

【さ行】
■彩度
色の鮮やかさのこと。

■サイケデリック
蛍光色や極彩色を多用したデザイン。

■サイネージ
電子化された看板やポスター。

■サムネイル
縮小表示した画像。

■サンセリフ体
装飾（セリフ）のない欧文書体。

■ジオメトリックデザイン
幾何学的な図形や線のデザイン。

■色彩検定
色彩に関する知識を問う試験。

■シズル感
瑞々しさや鮮度を表現する技法。

■視認性
見やすさや認識しやすさ。

■シュルレアリスム
現実を超えた世界を描く芸術運動。

■小冊子
ページ数が少ない小型の冊子。

■上質紙
塗料未コーティングの紙。

■初校
初回の校正作業。

■シンメトリー
左右対称なデザイン。

■ストックフォト
事前に用意された写真素材。

■ストックフッテージ
既に撮影済みの動画素材。

■スミ
CMYKのブラックのこと。

■素読み
原稿を参照せず校正する作業。

■刷り取り
納品後の保管用印刷物。

■責了
編集者が責任を持つ最終確認。

■セリフ体
文字の端に装飾がある書体。

■染料インク
紙に染み込み鮮やかに仕上がるインク。

■装丁
書籍の表紙や全体のデザイン。

■ソラリゼーション
写真現像時の露光過多現象。

■ソーシャルデザイン
社会課題の解決を目指すデザイン。

【た行】
■タイポグラフィ
文字の視覚的デザイン・配置。

■ダイカット
型を使って紙を特殊な形に抜く加工。

■台割
ページ割り振り表。

■タグライン
企業理念を伝えるメッセージ。

■裁ち落とし
仕上げ時に切り落とす部分。

■タブレット
ペン型マウスを用いた描画装置。

■タペストリー
耐久性の高い垂れ幕。

■ダミー
仮のテキストやイラスト。

■暖色
温かい印象を与える赤系の色。

■ターポリン
屋外広告用ビニール素材。

■チャネル
企業とユーザーの接点。

■長体
文字の横幅を縮めて縦長にする処理。

■鳥瞰（ふかん）
上空から斜めに見下ろす視点。

■著作権
作品を創作した人の権利。

■チラシ
薄い一枚刷りの広告物。

■束見本
本の厚みを確認する試作品。

■ツートンカラー
二色の組み合わせの配色。

■ティザー広告
興味を引くため情報を小出しにする広告。

■テクスチャー
素材や質感。

■デジタルノベルティ
データとして配布される販促品。

■デバイス
動画視聴機器。

■デフォルメ
特徴を誇張して描くこと。

■デュオトーン
二色のみで構成されたデザイン手法。

■特色印刷
特別に調合した色を使用する印刷。

■ドミナントカラー
同系色を使った統一感のある配色。

■トムソン：型抜き加工やそのデータ。

■トラブルシューティング
問題解決の行為や手順。

■トリミング
画像の不要部分を切り抜くこと。

■トルツメ
不要文字を削除し空きを詰める校正指示。

■トンボ
印刷時の位置合わせマーク。

■トンマナ（トーン＆マナー）
全体の雰囲気や調子。

【な行】
■七色印刷
CMYK＋RGBの7色を使った高精細印刷。

■ニス刷り
表紙等の汚れ防止加工。

■入稿
原稿を印刷工程に渡す作業。

■ヌキ（白抜き）
文字や図柄を白色で表現すること。

■塗り足し
裁断時に備えた印刷面の延長部分。

■ネイティブ
言語を母語として使用する人。

■ネガティブスペース
余白やコンテンツのない空間。

■念校
最終チェックのための校正。

■ノセ
画像や背景の上に文字を載せる印刷方法。

■ノド
冊子の綴じ部分の中央。

【は行】
■配色
色の組み合わせ。

■バウハウス
モダンデザインの基礎を築いたドイツの美術学校。

■汎用性
広く使えること。

■ビジュアル・アイデンティティ
企業やブランドの視覚的要素。

■ピクトグラム
視覚的な図記号。

■ブランディング
商品・サービスの価値を高める活動。

■フロッキー印刷
フェルトのような質感の特殊印刷。

■フィー
報酬や手数料。

■ベクター形式
数値化され劣化しない画像データ。

■ポストプロダクション
動画撮影後の完パケまでのすべての工程。編集や整音などを行う後処理作業

■ホワイトスペース
デザインの余白や空間。

■本機色校正
実際の印刷機・紙を使用した色確認作業。

【ま行】
■マーケティング
市場調査や販売促進活動。

■マージン
デザイン上の余白。

■ミニマルデザイン
必要最小限の表現。

■無線綴じ
接着剤で背を固める製本方式。

■面付け
印刷・裁断用データの調整。

■モチーフ
繰り返し使われるテーマや図柄。

■モノクローム：単色で表現したデザイン。

■モックアップ
完成品に近い模型。

■モバイルファースト：スマホを最優先した設計。

■モリサワ
国内シェア1位のフォントメーカー。

【や行】
■約物（やくもの）
句読点や括弧など、文章中の記号類を指します。

【ゆ行】
■ユーザビリティ
利用者の使いやすさや満足度を指す言葉です。視認性や操作性を含みます。

■ユニバーサルデザイン
年齢や性別、障害の有無に関わらず、誰にでも使いやすいデザインのことを指します。

【よ行】
■横目（よこめ）
紙の繊維方向に対し垂直方向を指します。紙の折れやすさや強度に関係します。

【ら行】
■ライティング
撮影における照明技術のこと。写真や動画撮影時に用いられます。

■ラフスケッチ
デザインの方向性を示すための簡易なスケッチや下描きを指します。

■リッチブラック
CMYKの4色を混合して作られた深みのある黒のことです。

■リーフレット
広告や宣伝を目的とした一枚刷りの印刷物のことです。

■ルビ
漢字や専門用語の読み方を示すためのふりがなのこと。

■レンダリング
CGなどで立体物に質感や色をつけてリアルな画像に仕上げる作業を指します。

■レスポンシブデザイン
ウェブサイトがユーザーの閲覧環境（PC、スマホ等）に応じて最適化される設計。

■ローカライズ
製品やサービスを他の国や地域向けに最適化する作業を指します。言語、文化、習慣に配慮します。

【わ行】
■割付け
文字や画像のレイアウトや配置を決定すること。誌面や紙面デザイン時に使われます。

【アルファベット用語】
【A】
■AISAS（アイサス）
インターネット時代の消費者行動モデル。認知(Attention)、興味(Interest)、検索(Search)、行動(Action)、共有(Share)。

■AISCEAS（アイシーズ）
AISASモデルを詳細化したもの。注意(Attention)、関心(Interest)、検索(Search)、比較(Comparison)、検討(Examination)、購買(Action)、共有(Share)。

■AIDMA（アイドマ）
消費者の購買心理プロセスモデル。注意(Attention)、関心(Interest)、欲求(Desire)、記憶(Memory)、行動(Action)。

■Adobe（アドビ）
Adobe社のこと。IllustratorやPhotoshopなどのデザイン用ソフトウェアを提供。

■AR（エーアール）
拡張現実。現実の風景にデジタル情報を重ねて表示する技術です。

【B】
■BtoB（ビートゥービー）
企業間取引を指します（Business to Business）。

■BtoC（ビートゥーシー）
企業と消費者間の取引を指します（Business to Customer）。

【C】
■CI（シーアイ）
Corporate Identity（コーポレート・アイデンティティ）の略称。企業のイメージを統一し、価値を高めるための戦略や活動を指します。

■CMYK（シーエムワイケー）
印刷に用いるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のこと。

■CSR活動（シーエスアールかつどう）
企業の社会的責任（Corporate Social Responsibility）を果たすための社会貢献活動を指します。

【D】
■DDCP校正（ディーディーシーピーこうせい）
Direct Digital Color Proofの略で、デジタルプリンターによる簡易的な色校正です。

■DM（ディーエム）
ダイレクトメールの略称。顧客や見込み客に直接送付する販促物です。

■dpi（ディーピーアイ）
画像解像度の単位（dot per inch）。1インチあたりのドット数を指します。

■DTP（ディーティーピー）
Desktop Publishingの略。コンピューターを用いてデザイン・組版を行い、印刷用データを作成する作業。

【E】
■EC（イーシー）
electronic commerceの略で、インターネットを介した電子商取引（ネット通販）のこと。

【F】
■Fix（フィックス）
作業が完了したことを意味する言葉。デザインや修正が確定した状態。

【G】
■GIF（ジフ）
画像形式の一つ。アニメーションが可能で透過処理もできます。

【H】
■HSV（エイチエスブイ）
色を色相（Hue）、彩度（Saturation）、輝度（Value）の3属性で表現するモデル。

【I】
■IR（アイアール）
Investor Relationsの略称。企業が投資家向けに行う広報活動です。

【J】
■JPEG（ジェイペグ）
画像の圧縮形式。写真などに適しています。

【L】
■Launch（ローンチ）
製品やサービスの公開や立ち上げを指します。

【M】
■MAP折（マップおり）
地図などを折りたたむ方式。蛇腹折りをさらに折りたたむ方法。

【N】
■nombre（ノンブル）
ページ番号表示のこと。

【O】
■OEM（オーイーエム）
他社ブランド製品の製造を受託すること。

■OPP（オーピーピー）
透明フィルム素材で、DMの封筒などに使われます。

【P】
■POP（ポップ）
店頭販促物の総称。

【Q】
■QRコード（キューアールコード）
情報を収める二次元コード。広告や印刷物でよく使用されます。

【R】
■RGB（アールジービー）
ディスプレイ表示用の色表現法（Red, Green, Blue）。

■RIP（リップ）
Raster Image Processorの略で、デザインデータを印刷可能な形式に変換するプロセッサ。

【S】
■SEO（エスイーオー）
Search Engine Optimization（検索エンジン最適化）の略で、Webサイトの検索順位を上げるための施策。

【T】
■TCC（ティーシーシー）
TOKYO COPYWRITERS CLUB（東京コピーライターズクラブ）の略称。コピーライターの業界団体。

■TIFF（ティフ）
画像圧縮形式の一つで、高解像度画像に適しています。

【U】
■UI（ユーアイ）
User Interfaceの略。ユーザーが直接触れるインターフェースのことです。

【V】
■VR（ブイアール）
Virtual Realityの略。仮想現実を指します。

【W】
■Webフォント（ウェブフォント）
サーバーからフォントを呼び出してブラウザ上で表示する仕組みです。

【X】
■XR（エックスアール）
Cross Realityの略で、VRやARなど現実と仮想を融合させた技術の総称です。

【Y】
■Y目（ワイめ）
紙の繊維方向に対し垂直方向のこと（横目）。

【Z】
■Z折り（ゼットおり）
パンフレットなどをZ字型に折る方法。